肺気腫の治療法について

♣対症療法

症状に応じて痰を切る薬、喉の炎症を抑える吸引、咳止めなどが出されます。

♣禁煙

せっかく治療を受けても喫煙していては意味がないので、禁煙は必須です。最近は禁煙外来が増えているので、専門医と相談することもできます。既に破壊されてしまった細胞は回復しません。症状が進行しないようにすることが重要です。

職業や住んでいるところが原因の場合は、転職や引越しも考えられます。

♣食事やサプリメント

喉の炎症により飲み込むことが不自由になった場合は、流動食、点滴、サプリメントなどあらゆる手段で栄養や水分を補給します。

胃に直接送り込む胃瘻(いろう)などの延命治療が必要となることもあります。

♣酸素ボンベ

症状が進行し、自力の呼吸で酸素が不足する場合は、在宅酸素療法ができます。ポータブルの酸素ボンベで在宅中や外出中などにも酸素を補うことができます。

♣リハビリ

軽い運動あるいは家の中を移動しただけで息が上がったり苦しくなると、どうしても運動量が減り、体力や筋力が落ちてしまいます。

特に肺など内臓の機能の低下をさけるためにも、運動をして体重や体力を維持することが大切です。

♣最新治療

最新の治療法として肺容積減少術(LVRS)という手術が注目されています。

肺気腫になってしまった肺の一部を切除し、横隔膜などが動けるようにスペースを確保するというもので、かなり重症な患者さんにも効果があったと岡山大学が発表しました。

在宅酸素療法をしていた人が、ゴルフや海外旅行に行けるようになったとのことで、岡山大学の名医に患者さんが集まっているそうです。

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